全米で100件以上の被害が報告されているイタズラ電話事件を実写映画化。
もうこれはホラーですね。ありきたりな言い方になりますが人間というのはやっぱり怖いです。イタズラ電話をかけてくるゲス野郎も怖いけど、彼の誘導にまんまに乗ってしまうポンコツ店長が何より怖いです。
人間てやっぱり権力ってものに弱いと思うんですよ。それらしい態度で振りかざされると無批判に受け入れて乗っかってしまうんですよね。その姿は映画として客観的に見てるとあまりに滑稽で間抜けに思えるんですが、実際自分が同じ立場に立ったらこうなってしまうのではないかと思います。だから日本でも振り込め詐欺などの被害も無くならないわけですし。
ゲス野郎が何度も使う「責任は私が取る」という大嘘。しかしこれは非常に危険な言葉で、騙された店長は自分には責任がないと分かるやいなや理性を失いどんな誘導にも乗ってしまう。だから店長は婚約者のおっちゃんと裸の女性を二人きりにさせるという迂闊な上に無神経極まりないことも平気でやってしまうわけです。だって自分には責任がないのだから。しかも事件後も店長が自己保身のための責任転嫁をしていてまじで胸糞悪かったです。
やっぱり何でもかんでも人の言うことばっか聞いているのも良くないなと笑。人の話は批判的精神を持って聞くべきだなと思いましたね。
あと最後にぶち壊すようですが、ドリーマウォーカーちゃんのおっ○いが大きかったです笑。
