ナマラマナ

サンタクロースになった少年のナマラマナのレビュー・感想・評価

5.0
今日はクリスマス。そうだ!クリスマス映画でも観よう!第1弾。

やっば~~。心が清らかになった気分♡
フィンランド映画って初めてだし、でワクワクして観た。
昭和だったら、絶対、文部省選定映画として小学校の視聴覚室で、床に座ってみんなで観る映画です(笑)
そのくらい、なんかとってもピュアでじわりと心に沁みる作品でした。
あーーでもこの映画って2007年製作でそう古い映画じゃないんですね。
最初からなんか暗い話なのですが、湖に面し6世帯という小さな小さな寒村で、両親・小さな妹を亡くしたニコラスは、1年ごとに村人が彼の世話をすることになり、クリスマスの日に次の家へと向かいます。
そのお礼で始まったクリスマスイヴの夜にそっと置いておくプレゼント。
でも漁をして生計を立てているのに不漁の年が。
そこで彼の手先の器用さを見た、偏屈おじさんがニコラスを自分の家へ連れて行くことになります。
うわーーー親を亡くしたニコラスを村人会議でどうするか?と話し合っていた時、誰も世話することができないのなら、いっその事、親のところへ送ってやったら、なんてことを言う偏屈おじさんですよ!
あーーこれで波乱万丈な人生を歩むことになるのね、ニコラス(涙) と、思ったら・・・。
もうね~、じわじわくる感動の場面がたくさんあるんですよ。
もの凄い感動とかはないのですが、ロウソクの灯りのように小さく心をホッコリにさせてくれて、なんだか自分の魂までも浄化されていくような素敵な映画でした。

クリスマスという優しい気持ちになる日に、この作品が観れたご縁に感謝です^^
ナマラマナ

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