プッシャーでもそうでしたが、オープニングの人物紹介が、カッコいい!
今作は主要人物それぞれ違うBGMで…
顔は見せないけれど曲の雰囲気で想像させます。
コペンハーゲンの町はずれ、夜な夜な4人の男が集まってB 級映画鑑賞。
映画オタクの、レニー。
恋人の妊娠を知りストレスを溜めているレオ。
普段いきがっているだけのレオの義兄弟ルイ。
レニーの同僚キッチョ。
今作は義兄弟のレオとルイの確執がやがて残酷な形に発展していくバイオレンスと、レニーの淡い恋物語が並行して展開していきます。
マッツ演じるレニーがビデオ屋を訪れた客にこれでもかというくらいの映画監督の名前を挙げていくところは、どことなくレフン監督の映画愛を感じレニーに自分を投影しているようにも思えました。
でも結局、そのお客が求めていたのは…ポルノ映画!笑
また、レニーとレオがアクション俳優はブルース・リーとスティーヴン・セガールのどちらが上かで言い合うところも笑えます。
そもそも、いつもギスギスした仲なのに、何で映画鑑賞するのか…ツッコミどころは色々ありますが…バイオレンスの中に、ほっこりする部分もありストーリー的には十分楽しめました。
レフン監督の初期の作品ということもあり、映像面では十分な魅力が味わえなかったのは残念です。
Thanks to; のんchanさ〜ん