うぉーりー

海がきこえるのうぉーりーのレビュー・感想・評価

海がきこえる(1993年製作の映画)
5.0
大好きで何十回も見た今作をついに映画館で見れたことに感動…!「海になれたら」をデカい音で聞けるとは。最高だ…!
冗談抜きで本当にジブリで一番好きな作品。時間が短いし未成年飲酒シーン?もあるので金曜ロードショーで2,3回しかやってないレア作品、本当に好きだ。
ちなみに劇場が満員だったので海がきこえる好きとしてはめちゃくちゃ嬉しい。海がきこえるを知っている人は本当に少ないので…!



2020年10月4日 DVD
ジブリであってジブリでない作風が何回か見るうちに、ジブリ作品で一番好きになった作品です。ちなみに宮崎駿も高畑勲もまったく絡んでいません。スタジオジブリの若手に作らせた作品です。だからジブリっぽくない。主人公杜崎はお人好しの鈍感だし、ヒロイン武藤は性格悪すぎだし(でもそこがいい)、どことなく漂うリアル感がとてもよいです。
そして当時の吉祥寺駅や中央線がなつかしい…ロンロンヤング館口…
90年代初頭の文化やファッションを知るのにもいい作品です。あとBGMもいい。エンディングの「海になれたら」もジブリの主題歌で上位にあがるほど好きです。
マイナー作品だし、劇場公開ではないし、モラル的に令和のテレビで流せないような描写もあり知名度は低いですが、宮崎駿がこれに対抗するために「耳をすませば」を作ったとも言われている作品ですので、ぜひ見ていただきたいです。
個人的に続編の小説もおすすめです。杜崎と武藤の大学生活の話。これもぜひ映像化して欲しいんだけどな…
うぉーりー

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