アメリカインディーズ映画界の
希望の星？
ケリー・ライカート
毎回批評家受けは抜群なんだけど
作品規模が小さすぎるせいか
オスカーには絡まないんだよな
で本作。
いやいやいいや
制作年が先とは言え
「パワー・オブ・ザ ・ドッグ」に
雰囲気が激似じゃねぇか
ストーリーはそんなにだけど
まぁ舞台や衣装がってのもあるけど
音楽の不穏な感じとか
どうもカンピオンのあれを思い出す
どこに向かってるか分からない
不安感と
ただ信じてついていくしかない
絶望みたいなのを
それこそ登場人物に近寄りすぎない
絶妙な距離感で描く。的な
ただ大きなアクションや
ドラマティックなシーンや山場が
ある訳でもないのに見せきってしまう
のはすごいと思う
恋愛だの仕事だの哲学だの娯楽だの
人生を彩る服飾品は全て
生活から始まる
と言っているかのようにひたすらカメラは
生活を追う
僕らはみんな迷子
