幌馬車の後ろから投げ捨てられた家具がフレーム内フレームの中で遠ざかっていく。一瞬遠くに垣間見た先住民の姿が、馬車が横切ると消えている。そうしたドライな運動性が持続する緊張の中で積み重ねられていく。そ…
>>続きを読むお勧めされて
はじめてのケリー・ライカート
あらすじを読み退屈を覚悟で臨んだのだが
ほぼ限界まで削ぎ落とされた抑揚の中
不思議なテンションに引っ張られる
スタンダードサイズなのに
画面が広く見える…
ミシェル・ウィリアムズが観たくて…ケリー・ライカート監督との再タック
西部開拓時代、近道を知るというミークの道案内で移住の旅に出た白人3家族
2週間の予定がなかなか目的地に着かないことでミークを疑…
19世紀オレゴン、人間と牛が砂漠を大移動する。このあらすじで瞬時にハワード・ホークス『赤い河』を想起したが、移動の多くが上手から下手への運動として撮影されているのを考えれば、この映画はその影響下にあ…
>>続きを読む映画には今この瞬間に観ないとおそらく一生観ないだろうなという刹那の出会いがある。
本作もまさにそう。
ストーリーはちょっと日本人にはなかなか入って来ない中身というか、観終わって面白かった〜とはなりづ…
夜寝ていたらいきなりビンタされる感覚
この小団体の中の社会から目が離せない。人間模様を映している。気付くこっちがすごいんじゃなくて、気付かせられる映画がすごい。
そもそも彼らの目的が崇高な何かなの…