前作となる『ウェンディ&ルーシー』(2008年)が、現代を舞台としたリアリズム的な語りだったとするなら、この『ミークス・カットオフ』(2010年)は、時代劇(西部劇)としての寓話的な語りとなっており…
>>続きを読むミークは道を知らないだけ?
それとも悪人なの?
どちらか分からない
誰にも分からん
聞いて安心したわ
だが…
もう決めたことだ
確かにつらいが
それも今だけさ
彼は知らないことを―
…
なんだか、試されている気がして少し疲れてしまった。
荒野をさ迷う家族達をひたすら見守るだけの映画なのですが…
映画は終わりを迎えても、彼らは目的地にはたどり着けない。おぉ、なんということ!そりゃあこ…
タイトルの「カットオフ」は、実際に存在した西部開拓ルートであるオレゴン・トレイルの分岐「Meek Cutoff(ミークの近道)」に由来、らしい。
アメリカの何もない荒野を歩きつづける風景を執拗に映…
上映時間103分間、3家族一行が荒野をひたすら移動していく、ただそれだけの物語。ここ近年稀に見る睡魔との戦い映画でした。BGMも無ければ会話のシーンもそこまで多くない。ただただボーっと傍観するかのよ…
>>続きを読む今まで観たケリー・ライカート作品では1番好きだった。冒頭の川のせせらぎ音と黄金色の映像美に気持ち良くなり一度寝落ちしてしまった。
ウェンディ&ルーシーも目的地に向かう途中を描いた映画だったが、こち…
ポールダノが細っ💦
それしか書くことがない映画🫢
何年か前に渋谷のイメージフォーラムで「ケリーライカート特集」をやっていたので気になっていた作品。
その時は「ウェンディ&ルーシー?」を鑑賞したけど自…
まず画が美しい!物語はゆったり進むのでその分、生活の描写があるのが心地よいね。
音楽もミニマルで環境音がよいですよ。
三家族というのも画としてもドラマとしても丁度よい情報量かと!
中途半端な結末…