ヒラリー

ミークス・カットオフのヒラリーのレビュー・感想・評価

ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)
3.8
ケリーライカート特集
身体の殆どが沈む深さの大河を荷物を頭上に持ち上げ渡る男女、馬
開始早々その自然に不安を煽られる(絶対に流されると思った)
喉を潤し、水を汲み、洗濯する。
3組の夫婦と案内人のミーク
予定を大幅に過ぎても目的地には着かず、ミークに対して不信感が募る。
川で汲んだ水も残りわずか、ひたすらに渇ききった地面が続く。
自分達だけではなく荷物を引く動物の生命の危機。
それに加えて気性が荒いと言われる原住民の男にも追われ、不安は募る一方
その原住民を捕まえミークは射殺しようとするが多数決により水の在処まで案内させることに。
ひたすら歩き、体力の限界も近付く。
水が欲しい、ただそれだけの願望もこの荒野では叶わない。
自然の恐ろしさより人間に巣食う闇の方が恐ろしい。
タイトル的に絶対こうなるだろうと想像してた最後ではなかったけど重い話であった。
ポールダノが出てる以外知らずに見たけどあとあと見ると有名な俳優さんばっかりやな。
リバーオブグラス見れなかったからもう1回チャンス欲しい…
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