@「これが私
花が色を選べないように、人は自分を選べない
それを知れば人は自由になれる」
ラストのミア・ワシコウスカさんの表情がツボ過ぎる作品。
インディア・ストーカー(ミア・ワシコウスカ)の父が急死した。
母と二人きりになった彼女のもとに、謎めいた叔父チャーリーが現れる、そんなストーリー。
始めから最後までなにが起こるか分からない張り詰めた空気が流れている。
それが緊迫感もあり、美しさも兼ね備えているから罪深い。
ミア・ワシコウスカさんはアリスで笑うと可愛いなぁ、なんて思っていた子なのに、今回はいつも不機嫌そうな顔をしていた。
またそれが今作にはぴったりで良かったなー。
次第に謎が解けていき、インディアはスニーカーを捨てる。
その描写が子供からひとりの女へと変わる瞬間みたいで素晴らしかった。
自分の中の殻を破り自己のアイデンティティを確立したインディアは美しかった。
シャワールームでのマスターベーション。
その危うさにドキッとした。
また、ピアノの連弾が怖過ぎた。
上品なサイコパスで好きでした。
ストーリー : ★★★★☆
映像 : ★★★☆☆
設定 : ★★★☆☆
キャスト : ★★★★☆
メッセージ性 : ☆☆☆☆☆
感情移入・共感 : ☆☆☆☆☆
世界観 : ★★★★☆
cc/我慢できない18歳の欲望