驚異のインディーズ映画！面白いとは聞いていたが、こんなに2:15分があっという間の映画も久しぶり。9人の男女の人間模様が、おバカすぎて、可愛らしささえ感じる。
男と女のあさましさ、そして品のなさが、リアルすぎて痛い！なんなのこの人たち？と、めちゃめちゃ感情移入してしまう。
役者さん達が生々しすぎて、本当の彼らの日常かも知れないと思ってしまった。
特にカオリ役の女の子の節操のなさは、ここまでくると清々しささえ感じる。トモコ役の女の子の、独特のズレた感じも、微妙にイライラしてツボにはまる。コウタ役の俳優さんのいかがわしくてダサイって何なんだろう。見てるだけでわらけてくる。
脚本も演出もすばらしく、ラストまで飽きさせない編集も秀逸。
この痛々しさは、ちょっと癖になる。気分が落ち込んだ時にみたら、色んなことがバカバカしく見え、きっと気分が晴れるにちがいない。
ただ、カップルで観るのはおすすめしない。かなり気まずい。www
