ぜくう

エリジウムのぜくうのネタバレレビュー・内容・結末

エリジウム(2013年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

差別や格差を描いた近未来SF。
一握りの超富裕層と、貧困に苦しむ大多数の人々をエリジウムと地球という舞台で表現している。
時間が短めだからか、SF設定の説明に終始している感はある。
しかし、登場するメカや衣装のデザインがめちゃくちゃカッコよく、説得力があって楽しめた。

泥臭くバトルするマット・デイモンや、悪役ながら芯の通ったジョディ・フォスターの演技も良い…😌

社会派な味付けはしてあるものの、展開は王道でエンタメとしても完成度が高いので、何度でも見れる作品。

<うろ覚えあらすじ>
主人公のマックスをはじめ、荒廃した地球に住む人類は、宇宙に浮かぶ富裕層のためのコロニー「エリジウム」に憧れを抱いている。
ドロイド工場で働くマックスはある日、作業中の事故で致死量の放射線を浴びてしまう。
余命わずかと宣告されたマックスは、エリジウムに存在する医療カプセルでの治療に望みを託し、密航を決意する。

その頃、エリジウムでは防衛長官がエリジウムを設計した企業のCEOを巻き込んでクーデターを計画していた。
偶然にも、マックスが働いていた工場のCEOでもあった。
マックスはエリジウムへの渡航のために闇商人と取引し、CEOの記憶データの奪取計画する。
しかし、防衛長官が雇った傭兵がそれを妨害する。

マックスは記憶データを奪ったが、幼馴染とその子どもを人質に取られてしまう。
しかしマックスは傭兵のスペースシャトルをハイジャックして幼馴染親子とともにエリジウムに向かう。

マックス達はなんとかエリジウムにたどり着いたが、傭兵たちの反撃を受ける。
白血病に苦しむ幼馴染の子どもを治療しようとするが、医療カプセルはエリジウム市民しか治療を受け付けない。
傭兵との戦いを終えたマックスは、最後の力を振り絞って、地球に住む全ての人々をエリジウム市民として再設定した。
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