ダイセロス森本

アドベンチャーランドへようこそのダイセロス森本のレビュー・感想・評価

4.5
ジェシー・アイゼンバーグとクリステン・スチュアートもまた素晴らしいコンビ。ここが本当にいちゃつく姿は想像しにくい(ゴズリングとストーンのような感じではない)けれど、それでも映画の中で自然にくっついてくれる2人が毎回にやける原因になる。本当にかわいい。いつ見ても初々しい。魔法。

今回はそんな2人がド田舎で出会い、ド田舎で恋をしたはずなのにニューヨークでエンディングを迎えるというなかなか面白い作り。東京に住んでいると「東京にあこがれる?なにがいいの?」って感じだけど、それのニューヨーク版って感じで可愛い。「ニューヨークで独り立ち」これはまあ、東京よりハードル高いし、物価がやっぱり高いですね。比べちゃあかん。

結局学園祭で騒いでる男女みたいな感じではあるんだけど、40年前くらいの設定にするのも素敵。80年代っていつも輝いている演出になる。

アイゼンバーグの童貞率(映画の中で!)すごいと思うんだけど、スチュアートの経験済み率もすごい!
なのに初々しい!

こんな楽しいアルバイトやっていたら楽しかったんだろうなあー。
終わり方も可愛いし、男女の付き合い方みたいなものに新しい光が見える映画。下品ではなく可愛くつくる感じが、学生っぽくていいなあ。プールとエムの家でのアレは2回とも可哀想だったけど…。