こばまさ

10人の泥棒たちのこばまさのレビュー・感想・評価

10人の泥棒たち(2012年製作の映画)
3.5
久しぶりの韓国タイム。
この作品、ずっと長らく敬遠していましたが、いい加減観てみます。
このキャストなら面白くなくても大丈夫な筈だ。


-韓国を拠点とする窃盗団のボス・ポパイ(イ・ジョンジェ)は、元相方のマカオ・パク(キム・ユンソク)から2000万ドル相当のダイヤモンド【太陽の涙】をマカオの巨大カジノから盗み出す計画を聞かされる。
香港へ向かったポパイ率いる窃盗団メンバー6人を中国人窃盗団4人が出迎え、カジノに潜入する準備が始まる-

“前半⭐︎4.0、後半⭐︎3.0”


韓国で、観客動員数約1300万人を誇る大ヒット映画!
ちなみにこの作品は歴代7位らしい。
ちなみにちなみに、歴代TOP10の作品は本作を含めると8作観てました。
面白いかは抜きにして、本作はとにかくキャストが鬼豪華!

まず、泣く子も黙るキム・ユンソク。
もはや説明不要な韓国で1番有名なアジョシ(もしくはソン・ガンホ?
本作でも、やっぱりその存在感がとてつもなく効いていた。
しかも、珍しくアクションも頑張っているのでなんか新鮮!

続きまして、イ・ジョンジェ。
現在公開中『ハント』では監督脚本主演を務め、ますます活躍の場を広めている韓国屈指の演技派。
この作品の頃はまだ中堅?ぐらいな印象だが、そこから『新しき世界』や『ただ悪より救いたまえ』など、忘れる事が出来ないアタリ役で完全なるトップスターに。

そして、もはや宇宙一有名な韓国俳優、オ・ダルス‼︎(こば韓調べ
まさかの中国人チームに混ざっての登場。
変なツイストパーマかけてるし、相変わらずリアクションが大袈裟だし、たまにスベってるんだけど…やっぱり大好きじゃ。
生まれ変わったら、オ・ダルス本人じゃなくてオ・ダルスの親友になりたい。

他にも、韓国が誇る美魔女ことキム・ヘス、猟奇的な彼女ことチョン・ジヒョンなど、どこまでも抜け目のないキャスティング。
この2人にメロメロにされたアジョシは数知れず。


とまあ、長々とキャスト語りをするという事は…内容が薄い時。
いや、内容はあるけど、見せ場が弱いと言いますか。
この手の作品って、どうやってお宝を盗み出すのか、そこに至る準備と実際に盗むシーンがどれだけ巧妙かつワクワク出来るかが1番ピークだと思うんですよ。
残念ながら、この作品はそれがない。

もちろん、クライマックスにかけて盛り上がりはするけど、そこまでドキドキしなかった。
いいシーンも沢山あるけど、多分1人1人に時間を割き過ぎた様な気もする。


強引にまとめると、決してつまらなくはないけど、韓国映画好きな人じゃないとキャストで楽しめないし、それを抜きにすると類似作品より面白くないので物足りない。
そんなところでしょうか。

だいぶ寄り添っての⭐︎3.5で。
ハンマープライス。
こばまさ

こばまさ