Tomoaki_ENDO

ラッシュ/プライドと友情のTomoaki_ENDOのレビュー・感想・評価

ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)
4.5
最高‼︎F1好きって事を差し引いても最高‼︎作品の方向性としてハントとラウダ、どちらか一方に偏ったものにしなかったのが良い。両者は性格的に深いところで共通するが、表面的には真逆でレースに対する姿勢も対照的。でも両者の生き方共に正しいし、どちらかを否定する事はナンセンス。それが人生だから。このバランスの良さが両者の手に汗握るこの物語を成立させている。

レースシーンについても、素人目線だが素晴らしかった。マシンのスピード感やハンドル動作はF1のそれで、ヘルメット越しの目線カットはF1の恐ろしさと面白さを表現するには十分すぎる映像。その他、マシンのパーツ一つ一つの動きやライバル達との駆け引き、ドライバーの心理と感情が巧みな編集で融合、緊張と興奮のF1レースが再現されていた。

そしてラストのやり取りに胸熱。大満足でした。
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