ピノこ

マレフィセントのピノこのネタバレレビュー・内容・結末

マレフィセント(2014年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

眠れる森の美女 オーロラ姫 の物語の、悪役 魔女の視点からみたストーリーだった。
主人公のマレフィセントは心が純粋でとても素敵な妖精だったけど、人間のステファンに出会ってから全てが悪い方向へと変わってしまった。
真実の愛といいながら、嘘の愛でマレフィセントを騙すステファンの行動にすごくイライラした。マレフィセントはステファンに裏切られてとても傷ついてるのに、それを利用して王様になるなんて最低。娘のオーロラ姫が呪いをかけられた原因もステファンがマレフィセントに酷い仕打ちをしたからなのに、自分の反省はしなくてマレフィセントを恨むなんて筋違いも甚だしい…。
オーロラ姫はマレフィセントにかけられた呪いから逃げるために森の奥で3人の妖精に育てられる。最初はマレフィセントもオーロラ姫を「醜い子」と罵ったけど、純粋で心の優しいオーロラ姫と触れ合ううちにだんだんと心が洗われていくところが微笑ましくなる。しかもずっとオーロラ姫の成長を影ながら助けていたしね。
マレフィセントのお付きのカラスもいいキャラしてる。どんなにマレフィセントがツンデレしてもマレフィセントの良き理解者だった。
こういう視点の映画も悪くないなって思った。
ピノこ

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