ありぽよ

マレフィセントのありぽよのレビュー・感想・評価

マレフィセント(2014年製作の映画)
2.8
ディズニーアニメ原作ファンとして苦々しい気持ちになった
【良い点】
・映像が綺麗
・アンジェリーナジョリーの存在感がすごい
・マレフィセントの外見的な再現度が高い
・終盤のマレフィセントが覚醒するところ、そのアイディアが良い

【残念な点】
・オチが読める
・王様の見た目がいかにもモブ
・すべてのキャラクターがマレフィセントに都合良く動くように作られた人形のように感じる
・妖精が幼児虐待してるようにしか見えない
・マレフィセントが呪いをかけるシーンなど、オリジナルを越えていない
・なぜオチが最近のディズニーアニメ作品と被ってしまったのか。あり得ない

【まとめ】
ディズニーアニメファンとして、安易に昔の傑作を実写化する今の風潮に怒りを感じる。
人気作品の実写化はそれだけである程度の興業収入が見込めるし、商業主義に走っていることに気づかれてもなお客は来ると思われている。
ディズニーファンを冒涜する行為だとすら思う。
実写化するなら相当の時間とお金をかけて本気で作ってほしい。

この作品は一応、新しい視点で眠れる森の美女を作り直しているという点で、実写版シンデレラよりは良心的だと思う。
しかし、直前に公開されたディズニーアニメとオチが全く同じところはあり得ないミスだし、全体的に作りは荒いので好意的には見られなかった。
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