AIRI

ウォールフラワーのAIRIのレビュー・感想・評価

ウォールフラワー(2012年製作の映画)
4.0
狭いコミュニティの中で、もがき苦しみながらも自分の存在意義を感じ、自己を形成していく。そして心を開いたかけがえのない仲間と本気で喧嘩して本気で笑い合って本気で泣く。この幸せは青春そのもの。自分たちの世界が全てだと感じ、その中で必死に生きることさえも今となっては羨ましい。色んな意味で多感な時期、それぞれが複雑な悩みを抱えながらも、その弱さを理解し共感して尊重できる仲間がいるって本当に幸せだし、この映画のようにここまで自分を変えてくれる友達に出会えたら本当に一生の宝だよね。
この作品は他の青春映画と違って、青春時代に抱く感情全てが詰まってるから、その分ラストの感動が大きく、全身を震え立たせる。何度でも見たい映画でした。
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