スクールカースト最底辺だった人が、上ろうと勇気を出した訳では無いと思うけれど、一発で素敵な人に出会えて良かったね、理解者と巡り会えて良かったね、とつい移入出来ずに他人目線で見下ろしてしまいました。
ハイスクールの色々な葛藤てどんなだったかな。ひたすら周りの視線に怯えて暮らしていた気もするし、それは今も変わらないのかもしれない。でも自分の好きなものを恥じることは無いし、案外身近に理解者はいるのかもしれない。それを見つけられるかは自分次第。
起承転結がはっきりしているわけではないし、ぬるぬる進むので内容に置いてけぼりされることもあるのに、何故か中盤から涙が止まりませんでした。主人公の過去についてもう少しわかりやすくスポットライトを当ててくれたら、感情移入できたのかも。
