性欲と食欲は紙一重
最近は急に観直したくなる映画が多くてね、これも久しぶりに観賞しました。昔観た時はナイスなオナニー映画って印象だったんだけど、今観るとSEXできない切なさが物凄いなぁ…って印象。本当に愛する人がいると辛すぎますね。
シェーン(ヴィンセント・ギャロ)とコレ(ベアトリス・ダル)は同じ病を抱えていて、でもコレのが末期で監禁されてるだけあって症状が重いように感じる。もう欲望を止められないのね。途中、若い男とSEXするシーンがあるんだけども、美味しそうに貪り食う感じが凄くてゾワゾワした。あれ観ちゃうとヴィンセント・ギャロが霞んじゃう気もするんだけど、彼が愛する人以外で欲望を満たしたとしても生涯愛する人とはSEXできないわけで。なんかどんより曇った気持ちのまま終わりましたけどね。
クレール・ドニ監督作品は、観たいと思いつつ結局ずーっとこれ1本しか観たことなくて。せっかく再観賞したので今年は他の作品も観れたらいいな~って思いました。