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ガーゴイルのeigajikouのレビュー・感想・評価

ガーゴイル(2001年製作の映画)
4.3
映画/批評月間《フランス映画の現在をめぐって》
公開時には田舎住みだったため見られず残念な思いをした本作、17年の時を経てスクリーン鑑賞叶った。
『ROW』も好きだったけど、
本作見ちゃうと軽いなと思う。
黒沢清監督作品に感じる異界感と近い怖さにドキドキした。
アニエス・ゴダールカメラの闇が最高でしびれた。
ヴィンセント・ギャロとロバート・パティンソンの眼差しの冷たさ共通するもの感じる。
ベアトリス・ダルの圧倒的存在感。

もともとはクレール・ドゥニ監督、オリヴィエ・アサイヤス監督、アトム・エゴヤン監督が、
早撮りで外国人俳優を主人公にホテルが舞台の作品を作るという企画の1本だそうだ。
アサイヤス監督はマギー・チャン主演『イルマ・ヴェップ』で、エゴヤン監督の作品は撮れなかったそう。
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