よしおスタンダード

選挙2のよしおスタンダードのレビュー・感想・評価

選挙2(2013年製作の映画)
1.9
No.2772

・・・まず尺が長い。

まぁ、一言で言えば、頭のいい人が作った、笑えないコントですね。

(※本来、無所属で出れば、動きが「党公認」の時よりも動きやすくなる分、自分の訴えたい政策が届きやすいはずなのに、

結果は、その「党公認」がないばっかりに、御覧のとおり孤立無援・・貧乏選挙・・という最大の皮肉に面白さがあることは分かった上でのこの低評価です)

前作までなら、まだ、党とのしがらみ満載で、なんか滑稽だなぁって、笑って済ませられるところがあったけど、

今回は、申し訳ないけど「有権者なめないでください」。

山内さん、そんなに放射能が怖かったら、西へ逃げないと!!

ましてやあんなかわいいお子さんがいるのに・・言ってることとやってることが違う。

自己矛盾の極み・・。

山内さんだけ責めてもしょうがないけれども、

この方のように見られる特徴として、

「人がまだ話している途中で、その話を遮って、あるいは食い気味に、自分の言いたいことを、言いたいタイミングで、言いたいだけ言う人は、ごめんなさい、本当に嫌いですwwwwww。まず、人の話を最後まで聞け、なにを偉そうにwwww」

名前連呼大会、誰一人として見ていない、駅前の朝の挨拶大会・・

こんな不毛な選挙戦のありかたを変えたい、という山内さんの意気込みは分かるが、映画になると、壮大なコント。

そんなにいろいろ言いたいことあって、変えたいことあるんだったら、じゃ、当選してください。

映画の力借りてあーだこーだ言ってると、虎の威を借るなんちゃらです・・。他の候補者に対して失礼です。

あと、やっぱ思った通りだったのは、

自民の候補のとこ行くときだけ、なんか監督、喧嘩腰なんだよな・・。悪意しか感じなくて不快(あ、俺別に自民支持者でもありませんww)

監督が自民の候補たちに議論ふっかけて(いるように、私には見えました)、それをそのまま写して、相手の苦虫噛み潰した不快極まる顔映して、なにが「観察映画」だwwww。


どこの党の候補だって、みんな真剣に選挙戦たたかってるんだから、そこは敬意を払っていただきたい。

そんなに、映画監督って、偉い!?