山口啓太

男子高校生の日常の山口啓太のレビュー・感想・評価

男子高校生の日常(2013年製作の映画)
1.0
マジでおもんなかった。まず主要キャラ8割誰か分からない。エンドロールでほとんどキャラ判明して鑑賞後なのにネタバレを喰らったような意味わからん映画。ミツオくんとかどこに出てん。原作の小ネタをちょこちょこ挟んでいるけど原作独特の間やシュールさをガン無視していて5秒でオチに駆け込むつまんなさに悪寒が走った。女子高生の描写もひどい。原作は女子=暴力的みたいな描かれ方で逆にそれが魅力として表現されているが、映画ではただただ嫌味で感じが悪い。文学少女も原作の中でかなり好きなネタだが、映画ではヒデノリの羞恥心丸出しの心理描写が無く、映画初見の人には突然ヒデノリが気持ち悪いセリフを吐いたようにしか見えない。なんで文学少女たんぽぽ白鳥やねん。大物キャストが揃っているのに非常に残念です。脚本が悪いのか監督が悪いのか存じ上げませんがあなた達の名前は覚えておきますね。

監督 松居大吾
脚本 松居大吾、小峯裕之
山口啓太

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