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プロジェクト Xのkarafのネタバレレビュー・内容・結末

プロジェクト X(2012年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

【あらすじ】
モテない4人組トーマス、コスタ、JB、カメラマンは自分達を変えるべくトーマスの誕生日パーティーを盛大にやることを決意し、様々なイケてる人に声をかけクサを仕入れたりしていざパーティースタート。最初は寂しかったが続々と人が集まり200人も集まるパーティーが。
隣人が警察を呼ぶが、上手くやり過ごし、ラジオやネットの宣伝を売っていたためさらに多くの人が来る。そしてヤクの売人から奪った置物を割ると大量のエクスタシーが。キマって飲んで大騒ぎ。家もどんどん壊れていき、報道ご来て、売人が火炎放射器で乗り込み、家は半壊しパーティーは終わる。翌日言葉にならないまま学校へ行く4人組。彼らは学校のヒーローになっていた。

【レビュー】
アメリカの青春ものの定番のパーティー。その1シーンのみを特化して仕上げた本作。日本人の自分はどうにも共感できないが、あちらのティーンにとってはパーティーで人が集まることがステータスなのだろう。
その中でぶっ飛んだことをやりまくって伝説になる。
日本でいうヤンキー映画と似ている。
ダメな奴がぶっ飛んで天下を取る。
ただこの作品は流れに身を任せやりたい放題やって結果大損こいたけどスクールカーストの底辺から脱出したという話。4人組は声をかけることしか努力してない。結局何にも変わってない。バカな人間を変に正当化しているだけだ。最後に父も一部肯定してる始末。
お仕置きクダりもテロップでささっと終えるだけだからカタルシスもクソもない。
パーティー好きのやりたいことを詰め込んだオナニー映画としか言いようがない。
ただモテなくてスクールカーストの底辺にいる人間の憧れを表すのは見ていて気持ちがいい側面もある。
映画としてはクソだが映像としては楽しめた。
好きなところ
ぶっ飛びまくってる展開

嫌いなところ
バカを肯定し続けるセンスのなさ

【自分がやるとしたら】
自分達の範疇を超えた時点で抑止に徹するが周りのバカのせいで最悪の結末になるようにする。
あくまで4人組を人間的にする。
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