Harigane

人魚伝説のHariganeのネタバレレビュー・内容・結末

人魚伝説(1984年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

<あらすじ>
夫婦でアワビ漁を営む啓介(江藤潤)とみぎわ(白戸真理)。
ある夜、船が爆発される所を目撃した啓介だが、その事を話しても取り合ってくれる者はおらず、気になった啓介はみぎわを誘い爆発のあった現場に向かうが、そこで何者かに殺されてしまう。
命からがら助かったみぎわだが、夫殺しの犯人に仕立て上げられてしまう。
逃げながらもやがて犯人に辿り着いたみぎわの復讐劇が始まる・・・

<感想>
桃色さん、さりさんのレビューで気になった今作、鑑賞しました✨

ヤバそうな作品というのは予め感じていましたが、これは衝撃的でしたね💦
突き抜けたエロス&バイオレンス🤯
これは隠れてこっそり1人で観るヤツです😅(笑)

愛する夫を亡くし、しかも濡れ衣を着せられてしまったみぎわの壮絶な人生。
身を隠しながら、男に抱かれ、殺されそうになった男を返り討ちにし、網にくるまれて崖から海に落とされるも、奇跡的に生き延びる。
海女さんの肺活量、半端ないですね🧜🏻‍♀️

表向きはレジャーランド建設。
しかしその実態は原発建設用地の買収。
原発に反対していた男を殺害し、その現場を目撃した啓介も殺されてしまう。
その事実を知ったみぎわの復讐劇、これこそが今作の醍醐味となっています💫

ラスト15分。
「家ん人殺した原発いうんはどこにおるんや」
この台詞を吐いたみぎわは彼女を陥れた祥平(清水健太郎)を銛で突き刺して殺し、ここからみぎわの確変に入ります🎯✨

「何人殺しても次から次にもっと悪い奴が出て来よって、終わらへん」
彼女が憔悴しきった表情で述べたこの台詞。
実に20~30人はたった一本の銛で殺してます🧜🏻‍♀️💥😳

このシーンが見れただけでも、今作を観た価値がありました😳
Harigane

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