カナダのモントリオール理工科大学で実際に起きた、凄惨極まる銃乱射事件を基にした映画。
この題材で…なぜこの演出方法にしたんだろう…。主題が散漫としてる…。
加害者視点で犯行理由を掘り下げる訳でもなく。被害者側視点で再生する過程を追いかける訳でもなく。学生である両者の人間関係を群像劇で炙り出す訳でもない。ただただ広く浅く、両者の客観的な様子が入り混じるのみ。それなら完全ドキュメンタリーにする方がこの題材を映画にする意味があったのでは。
なんというか。
映画というより、監督の想いを綴った映像だった。