舞台は京都、とあるバーでママをしている典子は深畑という男との腐れ縁が続いていた。
深畑は典子に対して異常かつ危険な性行為を強いるとんでもない変態サイコパス異常者であった・・・・。
とんでもない変態サイコパスに目をつけられてしまった女性の悲劇を描いた過激なストーカーサスペンスラブストーリー。
とにかく深畑がかなり気持ちの悪い男として描かれており既婚者でありながら人前で典子を犯したりニューハーフとの変態セックスで快楽を得る、典子に平気で中絶をさせるなど演じている俳優さんの怪演もあり激ヤバな人物として描かれていたのがすごく印象的だった。
ストーリー自体はわりとよくあるストーカー系サスペンスといった感じだが、深畑以外にも生理的に気持ちの悪い描写が多くあったので苦手な人はかなりきつい作品であると感じた。
展開の時系列が少しわかりにくかったりラストがあっけないなどいまいちな点もあったが、全体的に日本映画史の中でもかなりの変作であろう作品だった。
