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ウォーム・ボディーズのmiaのレビュー・感想・評価

ウォーム・ボディーズ(2013年製作の映画)
4.4

🗣️ warm bodies を体温が戻る(上昇)と考えるとゾンビは低体温だからそれが恋したことによって、徐々に人間に戻るっていうよきよきな話

🗣️ 各々のあらすじ『ゾンビが襲うつもりだった彼女に一目惚れしちゃう!』だけを見ると酷い作品だな…と本作を鑑賞しない方が多いかもしれないです🤔
なのでやや補足すると、Rは食人が嫌だけど生きるために仕方無い。ただ、その人にどんな思い出があるのか知るのが唯一好きなこと。それで偶然、自分を襲撃したジュリーの彼氏の脳ミソを頂いたら彼女との思い出がRくんにインプットされていく……… みたいな。此処までが一目惚れ!の意味なのでゾンビ要素はあります。

🗣️ シェイクスピア《ロミオとジュリエット》を元にした作品。原作はアイザック・マリオンの小説《ウォーム・ボディーズ ゾンビRの物語》
(Rくんは割と頭脳明晰寄りで格好も原作ではしっかりしてたらしいので、将来有望だったと思われます。)

🗣️ アメリカの映画評論家曰く「ホルトの甘く澄んだ繊細そうで表情豊かな瞳が、ゾンビという存在に新たな深みを与えた」(引用:Wikipedia)と存在感を絶賛したらしい。
彼の瞳に着眼点があるだけでも、分かってんじゃん(誰?)って感じなのに加えて『甘く澄んだ』とかポエマーかと思うけど首とれるくらい共感出来ますね固く握手したいです
ロミジュリに因んで R = ROMEO、ジュリー = ジュリエット

✔️ 前半はRの日常って感じでコメディが強め。
ジュリーの彼氏の脳を食べて彼の思い出が宿りジュリーに恋をする。〝ゾンビ視点〟で始まるストーリー。

✔️ 中盤からはゾンビの活躍よりもガイコツがRとジュリーを狙う。ガイコツによってただのラブストーリーではなくなるので、一味違った面白さを味わえる。
またゾンビにも仲間がいて人間と協力する感じが良い。

✔️ あくまでもラブストーリーにwithゾンビなのでガチなやつがみたい方にはあまり勧めませんが面白いです。
二兎を追う者は一兎をも得ず、ではなく ラブコメ 兼 ゾンビ を摂取出来る作品となっています。
一番良かったのは最悪な事態が未遂で済んだ事。ロマンチックで良かった◎

🧟‍♂️ NG集とメイキングも好き。冒頭シーンの、カメラとニックが同じ方向に避けちゃって、ずっと避けきれないのかわいい。個人的に本作はニコラスホルトの出演作の中で1.2を争うくらい好き。可愛さ・健気全開なのがこの頃の彼の良さを全面的に引き出していたりする。
何回でも観れちゃう。ちなみに私が初めてニックを知ったのが本作です😌
あの時パッケージ見てイケメン観たさで借りましたが、今では勿論顔だけじゃなく演技や性格など全てを含めとても魅力的な俳優だと思います。
あと本作の衣装をオマージュした韓国アイドルの方がいました。私は疎いので存じ上げないですが、本作が好きでインスタにも上げてたらしいです🎶
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