日本未公開の2008年のアイスランド映画Reykjavík-Rotterdamのハリウッドリメイク。オリジナルの主演俳優が今作では監督を努めた。卒業した裏社会に再び引きずりこまれてしまう元密輸人の男をマークウォルバーグが演じ、妻役にケイトベッキンセール。他にも半グレ役の似合うベンフォスターや、プライベートライアンのウェイド役のジョヴァンニリビシがギャングを演じ、スリービルボードのオレンジジュースで印象深いケイレブランドリージョーンズも出演。内容は偽札やら麻薬を貨物船のコンテナに忍ばせて密輸を試みるストーリー。
原題の Contraband は密輸品の意味。
現代クライムムービーのダークな色合いと、B級アクション映画のエンタメ感が楽しめる。いつもよりちょっと暗い時の午後ローな感じ。あとは全体的にロケーションが良いです、屋外も屋内も。それと何箇所か登場するヘリがかっこよく撮られています。
輸送車襲撃シーンは明らかなヒートリスペクト。
でも正直、必見の映画という程ではない。