けんぱじ

言の葉の庭のけんぱじのレビュー・感想・評価

言の葉の庭(2013年製作の映画)
4.5
やっぱり、以前に観たことある…
でも、最後まで観てなかったのかな?
あらためて観て、めっちゃ綺麗な映像にまたまた驚かされた。
そして、音楽・音の使い方が新海誠だ。
常にその情景に合う音・音楽が聴こえてる。
ピアノの三音の繰り返しとか、好きなんやろなぁ〜
エンディング曲は懐かしの大江千里の「Rain」を秦基博がカバーしてるんやね。
なんか、やっぱり歌詞に合わせて絵を描いてるとしか思えなくて。
それとも、その逆?
この曲を使いたくて、ストーリーや絵を描いてるのかな?
あぁ、ストーリーは元はと言えば小説かぁ〜
でも、でも。こういうの好きやわ。
オートマティックに惹かれてしまう。
そして、この作品の空は“雨・雨雲”
私も好きです。雨の日。

ストーリー的にも男の子が1度は憧れる“女教師との恋” (笑)
ほぼ、初めて出逢い、長い時間過ごす赤の他人の大人の女性が保育園・幼稚園・学校の先生なわけで。
みんな、幼稚園の先生って好きじゃなかった?(笑)
新海さんもそうやったんかなぁ(笑)
この男の子は先生とは知らずに女性に惹かれていったんやけど、どっか影のある女性に惹かれて、この人のために何かしたいと想ってた… いつの間にか…
しかし、その人は自分が通う学校の教師で、有らぬ噂で嫌がらせを受けて、心痛めてた。
あの人の心の支えになりたい。
純粋な男の子に心溶かされる女性。
空から落とされた雨粒。
地面にたどり着くと弾けて、飛沫となり。
水溜まりや土に溶け込む。
水というのは不思議な物質だ。
と言うより、とても純粋と言えるのか?
どんな形にも瞬時に合わせられる。
そして、万物にも欠かすことのできない物質でもある。
けんぱじ

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