アニメーションは普段あまり手を出さないが、いざ。
雨の音。靴の音。鳥の鳴き声。鉛筆が紙をすべる音。電車の音。朝の音。お湯が沸く音。キャベツを切る音。…
映像だと、シチュエーションによって特に意図するわけでもなく、瞬間瞬間で描写としてそこにある物がただ入ってくる、考える時間がない。
アニメーションだと、観察して、意図したものを敢えて組み合わせて、敢えて思い通りに挿入できる、考える時間がある。
そんなところがアニメーションの面白味なのかなと感じた。
ただ、あまりにも繊細で、どこまでも周りのことを感じとれてしまい過ぎるのは、それはそれで疲れちゃうだろうなぁ。
と、そんなことを考えた。