2人の世界に没頭してしまっている少女達が悪行の限りを尽くす話。それだけでもう大好きですが、10代の女優さんたちを使っている割に攻めた場面がたくさんで目が離せないかんじでした。ロートレアモンのマルドロールの歌に心酔した悪魔主義者な主人公たちの思春期らしい純粋さって、極端ではあってもちょっと身に覚えがあるからなおさらグッと来ました。ラストの詩の朗読の場面も良かった。ひとつひっかかったのは毎度ロールが誘惑するだけして、襲われるとギャーギャー言うのがちょっとかっこ悪かった・・・でもそのかんじが思春期なんだろうなぁ。