老

刺青の老のレビュー・感想・評価

刺青(1966年製作の映画)
-
もう、、、贅沢すぎる時間だった。とびっきり高級なものを味あわせてもらった感。(勿論4K修復のおかげもあり)

全部凄いけど、宮川一夫は特に、悶える身体を捉えるのと、役者自身の内が濁った受け流しを画面に晒させる匠という印象がある。

ボディダブルが分かりやすすぎるという一点を除けば、他に不満はなかった。
(悪女という言葉は使いづらい時代だけど悪女はいて、)悪女方面の役としては若尾文子のベストな気がする。
煙管をふかす若尾文子のビジュアルに敵なし。

大映4K映画祭にて。
老