このレビューはネタバレを含みます
何でこんなにもこの映画が評価されヒットしてるのか分からない。
とは言え原作未読の映画のみ観賞。
最近涙腺が弱くなってきているのにも関わらずこの映画では泣けなかったのが決定的。
こっからは役名を忘れたので役者の名前で書きます、というか個人的なメモです。
【個人的に気になった箇所】
・映画の枠に落とし込むからか、ひとつひとつのエピソードがなんか薄い
・三浦春馬の服装がダサ過ぎる
・前半の零戦のCGが安っぽい
・眠気防止かと思うほど、語り手が決まって途中で声を荒げる
・観客が感動する前に、三浦春馬と吹石が先に大したことない場面で涙してて冷める
・井上真央が全然歳老けない、配役的にどうなの?
・井上真央が染谷の存在を岡田の『死んでも帰って来る』ってこの事だったのね・約束を守ってくれたのね的に解釈がすること自体が意味不明… そう言う事じゃなくね? なんか強引
・ラストの方の語り手達のカメラ目線は余計
今までは語り手達の話を三浦が聞いてそれが映像・情景と浮かび上がる形なのに、急にそこから想像?の語り手のカメラ目線の一言二言…
ついでに井上真央のカメラ目線とか完全にそいつの想像の目線だろ?!
・ラストの現代の街に岡田の乗った零戦が登場する演出がダサい
・ラストの敵の弾が当たらないとか言っちゃう感じの描写が説明臭いし、いっそ最後まで敵は具体的に見せない方が良かった
・ラストでタイトルをバンっと出して格好良さげ終わるのにも関わらず、映画通してタイトルの『永遠の0』の『永遠』の意味がよく分からないまま終わったから、あの終わり方が安っぽく見えた
・部分部分でタラタラして、上映時間が長い
他にも色々あるが…
なんか終始『ハ?』な箇所が多くて乗れなかった。
良かったのは岡田の存在感。
途中で豹変した時の豹変感とラストの顔のアップの格好良さ。
主人公が岡田じゃなかったらホントの駄作だと思う。
あとは敵艦隊から弾が向かって来る感じはちゃんとハラハラした。
戦争どうこうの前に映画としてどうなの?と思ってしまった。
この作品で伝わってるなら、それはそれでイイけど。