"どんなに苦しくても、生き延びる努力をしろ。"
百田尚樹の小説の実写化。
「生きたい」と願った宮部久蔵がなぜ特攻に志願したのか?
日本への忠誠の死より、愛する人のために生きることを選んだ男の物語。
行きたくもないところに行かなければいけない。死ぬと分かっているのに進まなきゃいけない。
自分にとって計り知れない、思いを寄せることも難しい出来事がたった70年前に起こっていること。
ただ分かった気になって、ヘタな感想を書くことは申し訳というのが正直な気持ちです。
戦争はダメだとか、伝え広めていかなくちゃいけないとかじゃなく、
もっと知らなくちゃいけない。
たった何十年前に日本で起きていた事を知らなすぎると思いました。
"腕がなくなっても、脚がなくなっても必ず帰ってきます。例え死んでも生まれ変わって必ず帰ってきます。"
この言葉が物語でも何でもない時代のことを。