このレビューはネタバレを含みます
全ての人が見るべき
自分が生きているこの場所がどういう積み重ねのもと在るのかもっとよく知らなければならないと感じた。同時に、大切にしようと思った。
「全ての人にそれぞれ物語があって、それでも何もなかったみたいに生きてるんだ」
戦争を忘れてはならないし、関係ないものとして自分の意識から切り離してはいけないと思った。
当たり前だけど、過去から地続きで多くの人が懸命に生きたから今があることを強く実感した。
簡単に死を口に出せてかつ自らの手で実行することが容易になった現在、時代は変わったけど、もう少し必死に生にしがみついて生きてみてもいいのかもしれない。