えみぃ

永遠の0のえみぃのネタバレレビュー・内容・結末

永遠の0(2013年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

■日付
2014/12/7

■見たきっかけ
話題になっていたのと、岡田くんがかっこよさそうだったから(不純)
30本ノック2本目〜

■感想
<テーマ>
言いたいことは「反戦」かと終始思うような設定だったけれど、
空戦がかっこ良く描かれていたりと、あまり反戦しすぎてもいない。
テーマとしては一貫性を感じられなかった。
原作の方がちゃんとこのあたりは出ているんだろうか。。

<世界観>
戦時中の日本で、空戦部隊を描く。
海戦時など海の景色がきれいだったり、基本的に「美しかった」。

<キャラクター・セリフ>
三浦春馬の視点で物語が展開していく。
岡田くんが演じる亡くなったおじいさん役が、
戦時中という中で「生」を重んじる役で、世界観と合わさって強い役に描かれているという印象を受けた。

<構成>
導入は、過去と現在が入り乱れているのにもかかわらず、すっきり見ることができた。
そこからの展開も面白いが、
結局宮部(岡田くん)が特攻に志願した理由が、ピンとこない。
小説であれば心理描写を描けたのだと思うけれど、映画から伝わるものとしてはしっくりこなかった。
最後のサービスショットも、スッキリはするけどサービスすぎて、戦争という厳しいものと相反してて違和感。
あと小説原作だからしょうがないだろうけど、長い^^;

■評価
★★★☆☆ 3.5
・戦争についてはいろいろ考えさせられたけど、いまいち一貫性を感じなかった。
・画面のブルーが非常に綺麗で、戦時中の「生」の重さ、はかなさが余計に感じられた。
・小説を映画にしきれていない感じがした。
えみぃ

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