リアル 完全なる首長竜の日のnatsumiのネタバレレビュー・内容・結末

前半は死体がちらほら出てくるが、漫画から抜け出た描写だけあってなんだかアーティスティック。そこまで気持ち悪くはないです。出てくる前に佐藤健が視線で教えてくれるのでよくあるホラーのびっくり感もなし。 前半の視点からの映像や淡々と同じ様な光景を繰り返すところで少し混乱してくるが、中盤にすっきりします。むしろ安心した。 後半は安心したせいもあってか、ラストまでの展開が早い。首長竜に噛みつかれても血とか出ないんだなぁとか余計な事を考えながら、ボロボロになってく姿をみると実際死にそうな訳だし、脳が今までより身体を意識できるようになってるんだろうかとか考えたり。 最終的に気持ちの問題かよ、と思わずにはいられないところもあるけど面白かったと思います。 ただあのラストの瞬間のカットの仕方は流行りなんでしょうか。よく見るような…。個人的にはもうひとアクション欲しかったです。 見たあとの余韻とか感動するとかってよりも世界観は楽しめました。