主演二人の演技がとてもよかった。さすがだなあ。
しかし、話がよく分からなかった・・というか「相手の世界に入ったと思っていたら、実は自分の方でした」的なところを描きたかっただけなのかしら?というような…
黒沢清作品としては珍しく原作ものの商業映画。
ホラー描写はいつもの黒沢清らしく不気味さがあって良かったが、それ以外は普通のエンタメだった。
同監督作としてはどうしても作家性を求めてしまうのでそう感じ…
自殺未遂で昏睡状態の彼女(綾瀬はるか)を救うために、彼女の意識に入り込むという最新医療を試す彼氏(佐藤健)。
彼女の意識内は仮想なので何でもありだが、リアルな現実でも時々、不思議な幻影が見える。
不…
再鑑賞。初見時は野心的だなとは思いつつ話にノれなくてイマイチだったけど、改めて観るとめちゃめちゃ良かった。
本来は実体の無い、過去への贖罪意識や現在の不安、未来への恐怖といった人間の思いはどれほど「…
首長竜よりも明らかにフィロソフィカルゾンビの方に興味が寄っていて、もっと言えば夢想空間において具現化された数多の死体の方に興味が寄っていて「面目躍如ktkr!!!」的な手つきを微笑ましく思いつつ、や…
>>続きを読む『回路』だと異次元の存在がこちら側に流入してくるが、今回では反対にこちらが異次元へ「介入」していく話だった
以下、メモ
〈夢〉-〈無意識〉ー〈現実〉の三層構造
・〈夢〉
→「想像界(淳美の世界)」…