ぶみ

ファイナル・デスティネーションのぶみのレビュー・感想・評価

3.5
ジェームズ・ウォン監督、デヴォン・サワ、アリ・ラーター、カー・スミス等の共演によるスリラー。
修学旅行で乗る飛行機が起こす事故を予知して助かった若者たちが、死の運命に抗う姿を描く。
公開当時、映画館で観た作品であり、多分その時以来の再鑑賞。
冒頭の飛行機事故のシーンは記憶にあったものの、他のシーンや結末は覚えていなかったため、新鮮な気持ちで観ることができたのは幸い。
あらためて観てみると、死の運命が変えられなかったり、その死に方が凝りまくっていたりと、斬新かつ丁寧に作られている印象であり、展開も中々スリリング。
また、主人公が若者であり、その年代特有の若さや勢い、微妙に揺れ動く感情がサラリと描かれており、青春ホラーとしても悪くない。
人は生まれた瞬間から死に向かっており、常に死と隣り合わせであるという運命を、高いゲーム性で描き出し、不謹慎ながら死亡フラグが誰に立つかを推理するのが面白い一作。

また会おう。

〜Death doesn't take no for an answer.〜
ぶみ

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