つちのこリータ

正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官のつちのこリータのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ボーダーラインなど観た後の鑑賞です。

ドンパチは少なめですが、各キャラの結末にドキドキハラハラさせられます。

内容自体は移民で形成されたアメリカならではの問題を扱っています。

9.11後グローバリズムが後退しナショナリズムが高まっていますが、結局アメリカでホームグロウンテロリズムが生まれる理由もバングラデシュの少女が反抗期をこじらせてたら将来どうなっていたか分からないと思いました。
本人はその気がなくとも9.11の被害者や遺族の事を思うと発表の場はいたたまれません。
家族が強制送還される場面は心が痛みましたが、時期と発表を聞いた側がどんな気持ちになるのか慮れなかった彼女は結局危険因子で退去もしょうがないと思いました。

"言論の自由がある"と言っていましたが、自由にはある程度の責任が伴うわけで若い内にいい勉強になったねと一瞬でも思った自分の冷酷さにドン引きしたり…

要するに良い映画です笑