上海十月

ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女の上海十月のレビュー・感想・評価

3.4
ティッピ・ヘドレンに感謝とエンドクレジットに出てくる。それほどまでにヒッチコックによるセクハラが凄かったのだ。この話は、有名な話で「マーニー」によってティッピ・ヘドレンは、ほされてしまう。映画の教科書とも言うべきヒッチコック作品だが、その創造性の背景には、彼自身の変態性によるだろう。いつも性と死が背景に見え隠れする。しかも上手い具合に表現するんで、それとは気がつかない人が多いのだ。撮影の裏側では、執拗なヒッチコックの性的な要求が続く。ティッピ・ヘドレンは、しっかりした人なのだろう、全てを拒絶し、晩年は、ヒッチコックの葬儀にも参加している。メラニー・グリフィスは、娘である。
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