このレビューはネタバレを含みます
割とすきなやつ。
これも久しぶりに観返したが、良作だった。
タコ足のサメが跳んで、齧って、触手で引っ張って、ちぎる。その厚い表皮は銃弾を弾き、人間は為す術なくその胃袋の中に収められていく。
人々が無慈悲に襲われ、耐えがたい理不尽に主人公は怒りの炎を燃やし怪物へと挑んでいく……。
登場人物は複数いるが皆キャラクターが立っている。主人公は言わずもがなムッキムキのマッチョッチョなので「こんなやつだったな〜」と思い出せた。物語中盤で突然マッドサイエンティストから博愛主義者に路線変更したヒロインとか、他は……みんな死ぬので割愛する。
ストーリーはぐだぐだで、描写面も謎の3分割カットや自ら触手に巻かれに行く男など理解に苦しむシーンなどが多数あるが、こんなもんだよな〜と納得している。ご存知の通り続編もあるので、コアな人気はあるようだ。まあ、自分もその1人なのだが……。