キングボブ

わたしはロランスのキングボブのレビュー・感想・評価

わたしはロランス(2012年製作の映画)
4.0
若きフランスの天才、グザヴィエ・ドランの最高傑作と評判の作品。確かにこれを23歳で作ったのは天才と言わざるを得ない。が、長く非常に重い。もう少しテンポよく短くすることもできたのではないか。
それにしてもドランの作品の映像美は素晴らしいものがあり、常に絵画を鑑賞しているような感覚である。
LGBTという重いテーマであったが、ロランスがイケメンすぎて、女装をしても中世の伯爵のような雰囲気になってしまうため、どうもトランスジェンダーというテーマから離れてしまったことも否めない。
グザヴィエ・ドランの作品は今後も是非観ていきたいと思う。
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