パンキッシュな彼女のフレッドも結局‘普通の男’を求める世間の型からはみ出せない人。奇抜な化粧と服なしで女性になれない訳じゃないと思うんだけど、そこも含めて本当の女になりたいという事なのか?
読み慣れない文体の小説に挑戦するような感覚で、グザヴィエ・ドラン作品を追っているここ数日。眼差し・笑った時の口角・話の仕方、この作品でロランス役のメルヴィル・プポーの虜や。最後もドキドキ。
ただ長い。「眠い。あと何十分かな?」とゲージをみても3分の1も終わってないという時点ですでに2時間近く経過してて、翌朝残り1時間をみた。...と書きながら2回目を見ている。