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わたしはロランスのma097のレビュー・感想・評価

わたしはロランス(2012年製作の映画)
4.0
まさに性別を超えた愛、単純なハッピーエンドではないところも含めてドラン監督の描くストーリーが素敵だ。

ロランスが、フレッドが喜ぶと思って男の服装で会いに行ったシーンがとても胸を締め付けられた。自分といる事でロランスは彼自身を欺かなければならない、でも彼の全てを受け入れることもできない。愛しているのに愛せない、疼くような痛みを感じた。

全ての境界線を超えたって表現が素敵。私たちは誰も『超普通』じゃないからこそ、いろんなもののあり方を認め合う必要がある。
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