このレビューはネタバレを含みます
原作とかアニメの記憶があんまりないから
比べられないけど、なんかただ憂鬱になるだけの映画だった。
映画としてはあまりよくないのかな~…
血の色が明るすぎたり、場面転換が微妙だったり。
細かいところだけど。
松坂慶子の演じるおばさんがちょっとあからさまに
いじわる役すぎるかな。
それぞれの登場人物の印象が薄い。
たとえばおばさんの子どもふたりとか、
自殺してしまう校長先生とか。
兄妹の役はすごくよかったと思う。
松嶋菜々子が出ているやつのほうが、
戦争の厳しさ、いたたまれなさを感じた。
玉音放送があり、節子が死に、火垂るの墓の横に
埋められ、歩き去る清太という場面で終わる。