足立んこ

ウォッチメンの足立んこのレビュー・感想・評価

ウォッチメン(2009年製作の映画)
4.3
中学生ぐらいでアメコミ映画にどハマりした時に突如出会った作品
当時の俺にはまあ衝撃だった

改めて見返してみると、ヒーロー映画というより硬派な人間ドラマ・サスペンスだった
普通のヒーロー映画では、ヴィランからの問いにヒーローが答えることは滅多になく、「悪は滅ぶべし」と言わんばかりに制裁を加える
しかしこの映画では、もはやヒーローとヴィランの立場さえも曖昧であり、それぞれのキャラクターが自分なりの正義を持ち、その正義感の相異で互いにぶつかり合うといういかにも人間らしい構造になっている
それゆえどのキャラも魅力的で、それぞれに感情移入してしまう

史実とフィクションを組み合わせた原作とも異なる独自のストーリーと、スローモーションとVFXが効果的に使われたイカしたアクション そして陰鬱な世界観
ザック・スナイダーがどんな作品を作りたかったのかよく分かるぞ

唯一チート能力を持ってる奴が青光りでフルチンなのうける
足立んこ

足立んこ