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「ウォッチメン」に投稿された感想・評価

山羊

山羊の感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

 『ウォッチメン』が公開された頃、「DCコミックのヒーローってなんか陰気臭くね?」と陽気を気取っていたのに、現在は幼児退行が中学生期に達し、闇属性に近いものへの憧憬がふつふつと湧いています。

◆1985年、世界終末時計が0時を迎えるまで5分を切る。アメリカ合衆国とソビエト連邦間の冷戦は緊張状態が続き、核戦争へ発展する恐れすらあった。
 三度の再選を果たしたニクソン大統領は、合衆国民の反自警団感情を汲み取り、キーン条例を発令。覆面着用での自警行為が禁止され、ウォッチメンは解体されたが、ロールシャッハ(ジャッキー・アール・ヘイリー)は自身の正義のために活動を続けていた。
 10月、コメディアン(ジェフリー・ディーン・モーガン)が殺害される。ロールシャッハはそこに陰謀めいた何かを感じ取り、操作を始めていく。

 ヒーロー作品なのに、アクションがオマケ。サスペンス・ドラマとしてとっても面白い。言うまでもなく、アクションも非常によく作られていて、迫力が十分にある。"魅せるアクションを見せる"というより、"アクション・シーンで魅せる"感じが本当に上手い。ザック・スナイダーが関わってる作品って本当に映像に対する熱意を感じるし、アクションに意味を持たせることが上手やと思います。役者さんが向いてる向いてない関係なく格好よくできてる。

 正義のあり方が本当に面白い。
 ロールシャッハの思う、悪行は悪行であり、悪党は押し並べて裁かれるべきという盲目的な信条が故の正義。クライム・ファイターとしてキャラクター性の確立が何よりも格好よくされている。自身の正義が、世界に訪れた平和を再び崩してしまうジレンマに揺れた最期は衝撃的にクールで、熱量が溢れていて涙が出そうになった。
 コメディアンにとっても正義が重要な要素で、自身の欲求を満たすために大義名分として必要だったり。混沌とした世のメタファー的な意味合いを込めてコメディアンと名乗るとか。
 甚大な犠牲を払ってでも、より大きな平和を得ようとする超現実的正義のオジマンディアス。誰もが救われるような平和を夢見る超理想的正義のナイトオウル。生じた結果を受け入れる合理的正義のマンハッタン。シルク・スペクターはなんかわからん。かまってくれる男に抱かれたい性技? 不適切な表現があったことをお詫び申し上げます。

 ただただロールシャッハが格好いいよなぁとなってしまう。
 明日から布被って生活します。
オープニング凄かった
グロい描写も多かった笑
そして信じられないくらい思いヒーロー映画

ただテンポ間が同じだから少し飽きちゃうかな
そーた

そーたの感想・評価

4.1
20世紀後半のアメリカのベトナム戦争やアフガン進行など、正義という仮面を被った殺戮を皮肉った内容。世界を救うために個人を捨てるか、世界よりも個人を助けるか、正義は言葉だけだと堅固なイメージだけど、実情は曖昧なもの
ayako22

ayako22の感想・評価

4.2
なかなか難しく、重いテーマ。
コミックスもオススメ。
ロールシャッハのヴィジュアルデザイン好き。
ビトー

ビトーの感想・評価

3.8
これは難しい作品だったのだ。
歴代大統領ニクソン、キッシンジャー長官、暗殺されたケネディ大統領(国が雇ったウォッチメンが射殺?)等、実在の人物の歴史を絡めたDCコミックの実写化。ケネディ大統領暗殺シーンは本物かと思うほどリアルだったのだ。
ベトナム戦争にウォッチメンが参入し勝利した?
(アメリカ負けたよねー)…んで、ウォッチメンの1人がベトナムの少女を妊娠させ、面倒になって銃で撃ち殺すシーンは尋常じゃない、ヤバッ。
ニクソン大統領そっくり、笑、キッシンジャーもウケる〜🤣。ザックスナイダーのダークな映像はお馴染み、アクションシーンが随所に炸裂しワクワクするのだ(上手いよねー)。そんでもって、お子様には見せちゃダメシーン🙅‍♀️🙅‍♂️があったりなんかして、(なんチュー映画じゃ)😅。結局、正義のヒーローとはなんぞや?戦争で人を殺すことが正義なのか?国からの命令でなんだってやるのか?この作品の趣旨がよくわからなかったのだ。、、もう一回観るには長すぎるのだ、😂
sk

skの感想・評価

3.5
他のヒーロー映画とはベクトルが違う感じ。

MCUのノリで見ると全く違う。
ここまでダークな内容だとは思わなかったな〜。
大人もしっかり楽しめるヒーロー映画かもしれない。

ヒーローの描き方も特徴的。
正義感、「頼れる安心感、リーダーシップなど、いわゆるヒーロー像とはかけ離れていた。残酷で怖いヒーローは新しかった。

「ダークナイト」をよりどろどろ重くさせたような印象。
個人的に刑務所のシーンはハラハラさせられるしお気に入り。
かつてヒーロー集団"ウォッチメン"のメンバーだったコメディアンが何者かによって殺害される。同じく元メンバーのロールシャッハは事件に違和感を覚え…的なダークヒーローミステリー映画。
.
長さを感じさせない見応えのある作品。ただ、観終わったときに大満足か?と聞かれたら自分はNo。"善悪"がハッキリしてなくて"正義とは?"を視聴者に投げやるダークヒーローものによくある感じなんだけど、今作は投げやるスケールがデカすぎて個人的には微妙だった。ダークヒーローものは好みなはずだからこれが自分に合わなかっただけだと思うけど…。あと、ナイトオウル二世のセックスのくだりやコメディアンのレイプのくだりは必要なのかね?なんかメッセージ性があるんだと思うけど、自分は感じ取れなかった。こんだけマイナスコメントしたけど、それぞれの"正義"が対立してる様だったり、黒幕がわかるまでの道のりはとても楽しめた!そもそも、史実を捻じ曲げて"もしもアメリカにスーパーヒーローがいて、もしもベトナム戦争で勝ってたら…"的な設定にしてるのがかなり良き。プラス、話のスケールがデカすぎるけどその分映像の迫力が凄くて観てて飽きがこないんだよね。ほんとにこれ2009年の作品?すごいな!って間違いなくなる。まぁ結論、面白いかどうかは人それぞれだけど観て損はないと思う。暗い雰囲気とかちょびグロ耐えられるならぜひ。
.
どーやらドラマ版のウォッチメンも出てるっぽい。これとどうリンクしていくのか気になるから観てみたいな。どっかのサブスクに出ればいいけど。
CUT

CUTの感想・評価

3.0
ウォッチメン 感想

1:21:52〜の「準備はいいか?ヒーロー」
「いいとも」
の会話が良かったです。


数年前に見たけどほとんど忘れてたので、再度鑑賞。
原作を読んで、ドラマ版に備えたいです。


宇多丸さんの評論も聞き直して、生き残った方は結局日和見主義だとか、戦争に勝った側だから言える事とか撃たれた側はたまったもんじゃないとか、なるほど確かにと思いました。

今の自分には世界の半数ぐらい消えても良いぐらいの気持ちだったけど、
2020年の今なら、大きな災害があっても世界は変わるようで変わらない気もして、
いややっぱりどうなんですかね……

って考えてる時点で、この映画のメッセージに気づくスタートラインに、やっと立てた気がします。


ヒーロー映画としても楽しめると思うので、笑
おすすめです。
RYM

RYMの感想・評価

4.0
2年に1回は見る映画

アメコミの実写化でここまで忠実に再現されてる作品は無い気がする
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