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劇場版 仮面ライダーウィザード イン マジックランドのmatchypotterのレビュー・感想・評価

3.4
✨㊗️2024年、映画1️⃣0️⃣0️⃣レビュー㊗️✨
めでたい。今年もこの調子でまだまだ観たいぞ。
100本目がこれなのは、観た後に気付いてから、でもまぁ大好きな特撮ヒーロー、問題なし。

「ここからは、俺の、ショータイムだ」
魔法の力を駆使して戦うライダー、“ウィザード”。

個人的にはクウガ、555、OOOが平成ライダー三大天だとしたら、その下に、龍騎、カブト、ウィザード、W、ビルドあたりが来るイメージ。

ウィザードは変身が結構好き。
魔法と指輪をモチーフにしててスマートでカッコいい。
下半身がマント調で、スタイリッシュでミステリアス。

ウィザードに変身するハルトと、魔法の力のルーツを知りハルトに力を貸す少女こよみによる魔法界とのいざこざと人との繋がりを描くライダーシリーズ。

今回のこの劇場版は、魔法を使って変身できるのがウィザード達だけではない世界になってしまった世界を描く。

つまり、みんなに魔力があり、指輪があれば誰でも変身して敵を倒せる世界。
何やら偉大なる魔法使いなる者が君臨している世界だが、誰にでも悪を打ち倒せる力と意志がある。

いつもと違う世界に迷い込んでしまって元に戻そうと暗躍はするが、この世界は世界で良いこともあるような気もする。

顔馴染みだが違う世界で設定やキャラが違うメンバーと会いながら、元の世界とのGAPを感じながら、元に戻すことすら尻込みしながら、違和感と戦っていく。

“シャバドゥビダッドゥ変身🎵シャバドゥビダッドゥ変身🎵”

この変身のフレーズ、1回聞くとしばらく耳から離れない。
“タ、ト、バ、タトバ、タ、ト、バ🎵”
に次ぐ強烈なインパクト。

魔法らしいドラゴンみたいなヤツ出てきたり、大きくなったり小さくなったり。

魔法は人の希望でもある一方で、欲望や悪事のためにも使える代物。
その力をどう使うかはその使い手、つまり、人間次第。

特別な力が誰にでもあることで魔法自体が一般化しつつ強大なエネルギーになることにより、ウィザードの源である“魔法”の意義がとてもフォーカスされている。

魔法が使えたらあなたは何をしますか、と問われている気持ちになってくる映画。

誰もが魔法が使える世界、それは、自分が何を信じるか、自分が見たことを信じる力を問われる世界。

その中で孤独に戦うハルトとこよみ、切なさと強さ。それに少しずつ差し伸べられる手、ウィザードのテーマと雰囲気が溢れる作品。

陣内孝則、忍成修吾、この2人、2人でノリノリって感じで良い。

※24年3月、映画オススメブログ、始めました。
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『matchypotterと映画の秘宝』
https://matchypotter.com/
作品単発のレビューはここでやっているので、こちらは企画記事メインに挑戦したいと思います。
皆さん、時間がある時にでも見に来てください。
(まだ始めたばかりでお粗末が過ぎるブログですが)
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