宇宙戦争のために少年兵士を育てるバトルスクールが舞台。主人公エンダーがものすごーく優秀で、瞬く間に指揮官になるお話。
展開がとても早い。長い原作を映画にするには削るしかなかったのかもしれないけど、そのおかげで全く無駄がなくて気持ちがいい。話が分からなくなるような削り方はされてないので理解はできる。
無重力の戦闘室でのシーンが素晴らしかった。あんなアトラクションがあったら体験してみたい。
戦闘シミュレーションのシーンのエンダーが、指揮官というよりオーケストラの指揮者のようで、まるで演奏をしているような美しい作りだった。
最後は驚きと切なさの入り交じった複雑な気持ちになったけど、エンダーの決意が希望を思わせるような終わり方で、最初から最後まで良かった。