11'09''01/セプテンバー11のIhaのレビュー・感想・評価

あの日、炎上するビルをテレビは生放送していた。多くの人がそのライブ中継を見、二機目が突っ込む瞬間を目の当たりにすることになる。ここで初めてこれが事故ではなく、悪意をもったものだとおもい知らされたのだ。
倒壊したがれきに登った大統領の映像はこれまでのアメリカの独断的な政策、武器を売り、独裁者を追放し、反政府派を支援し、中途半端に撤退するといったアメリカのつけを感じさせた。

本作品は制作が11人、11分のふざけたオムニバス。制約はほとんどなかったようで商業的に成り立たない映像もちらほら。